2014年7月19日土曜日

ペイフォワードとインセンティブ設計

オフィスが37階に引越になりました。

そこで引越だからとみんなが捨てる古本を集めて、
ぽつぽつ読んでいたのだけど、

前の部長が定期購読していたハーバードビジネスレビューを20冊くらいもらったので、まとめて読んでいたら興味深いものを見つけた。


アプリのリファラルの施策で、
インセンティブの設計を
自分がユーザーを招待してその相手のユーザーが登録した際に
1.自分が割引を受けられる
2.相手が割引を受けられる
3.自分も相手も割引を受けられる
(但し、1.2.の割引よりも割引が少ない)
の3つを設定して同じアプリサービス上でテストをする

ハーバードビジネスレビューには
詳細な実験論文原本があったわけではないけれど、
2.3.のように相手にメリットがあるリファラルが
1.に比べてずっと大きいらしい。


ペイフォワードの概念や寄付もそうだけど、
自分の匿名性が全くないものに関してだけど、
相手にもメリットがあるものを渡したい
っていうのはあるかもしれない。

これは自尊心とか承認欲求とか自分の欲求を満たしたいということと一緒かもしれないし、
と言えるだろう。


今あるソーシャルゲームの招待機能も相手にもレアカードが渡るとかそれに近いものになっていると思う。

こういう広告会社でいう
生活者インサイトみたいなものが
実験的に証明されていくのは結構面白い。


いつも
・自分が使うかとか
・市場的なニーズとか
・競合の差別化ポイントとか
そういうところから発想してしまう部分が大きい気がして、

もちろん上記も大切だと思うけど、
最近とてつもなくすごいプランナーやディレクターと話していると、
生活者インサイトから発想していることがとてつもなく多い。

つまり第三者であるあるペルソナが
それを使うか、キャンペーンに参加するか、買うか
そっから起点にかんがえるということを
結構自分がちゃんと考え切れてないな―と
思うことがあって、結構反省する。

つまり自分とか周りみたいな超クローズな考えと、
一般的な調査知見とか差異での勝負だけじゃなくて、
その中間にあたりそうな特定集団を想起してずっと考え抜いていくような
そういうことも大切なのではないかと思った。


とまあちょっとそれたけど、
ユーザーモチベーションの設計をする機会が今いくつかあるので、
そういうのもリストみたいにして
ストックするのもおもしろいかもしれない。

2014年7月9日水曜日

上も大事なホウレンソウ

7月1日から組織再編があり、
部署名が変わった。




言い方は難しいけど、
新規事業領域を攻めるチームみたいなのが、
うちの部署も核の一部になりつつ、
各部署にちょっとづつあったやつが固まったと言える。


強化していくということなんだろう。


今、部署で各プロジェクトのアサインを決めているのだけど、
今回の改編の中で少しづつ部署やチームが変わるにつれて、
今誰をどこにアサインするか決め直すとともに、
プロジェクトによってはメンバーがバラバラになったり、


新しい管理職が上につくことで、


そもそもこのプロジェクトってどこに向かっているのだろうか。
部署のミッションにどう合うのだろうか。
どう投資回収をしていけばいいのだろうか。
ポートフォリオはどうなっているんだ。


大元に戻って、
そういうことを考えなおしたりし始めている。


これはプロジェクトマネージャーだけじゃなく、
一般メンバーにも言えるだろうし、
自分1人が担当している仕事や
ちょっと試しにやっている仕事もおんなじように棚卸している。


「おれ、私はここに入るの聞いてない」


「こういうことはしたくない」


「このプロジェクトはどうなっていくんだろうか」


「実はこの案件からは抜けたい」


「リスクだからやりたいけどなんとかしたい」




こういうときに事前にしっかり上からも
 ミッション提示なり、
 アサインメントの事前入れなり、
 自分の意見なり、
 率直に対話したり意見を聞くなり、
こういうことがちゃんとできるのは、意外と難しいことなのかもしれない。


もちろん組織的な話なので
全ての要望は聞けるわけではないが、
調整ごとを中でもちゃんとできないといけないはずだ。


広告代理店はアカウントエグゼクティブという
調整屋さんの肩書きがあるけど
組織内にはそのベクトルを向けるのも結構大切なんだろう。




大きい組織のサラリーマンは大変だなあ
と思う今日この頃です。


そしておそらく僕は仕事が1つも変わらないのだけど、
立ち位置はそれぞれ今の状況から
いくつか変えていかないとなあと思う。


追記;
最近載ったインタビュー

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